自動車保険の免責

自動車保険に加入すると、どんな時にも保険金の支払いが適用されると思われがちですが、実際にはそういうわけではありません。

一定条件下での事故の場合は、自動車保険の保険の免責となって、保険金が支払われない場合もあります。

自動車保険の免責とは、自動車保険の保険金の対象外となり、自分で費用を支払うことをいいます。

自動車保険の免責になる場合には、いくつかのケースがあります。

無免許運転、飲酒運転、麻薬などを使用したことによる正常な運転ができない恐れのある状態での 運転中の事故によって生じた損害や運転者自身の傷害については、自動車保険の自損事故保険、無保険車保険、搭乗者傷害保険が 適用されないことになり免責となります。

また、自動車の所有車の許可なく運転した場合に生じた損害や傷害に対しても、 上記の3つの自動車保険は適用されることなく、免責となります。

また、地震・噴火・台風・洪水・高潮・津波による損害では、対人賠償保険、対物賠償保険、 無保険車傷害保険の自動車保険の対象とはなりません。

他にも、運転者家族限定割引のついた自動車保険に加入している場合には、 家族以外の人が運転した場合の事故については、保険金の対象とはならずに免責となってしまいます。

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